読書感想文

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得意分野: IT関連技術書、ミステリー小説、ベースボール


2007/12/06

ベースボール革命

サブタイトルは「21世紀への野球理論」。日本語訳が出版されたのが1993年と若干古いため、現代では当てはまらない部分も存在するが、クレイグ・R・ライト、トム・ハウスという大御所が執筆しており参考になる部分がある。
セイバーメトリクスに興味があったのでこの本を読んだ。数式がいっぱいあるのかと思っていたのだがそれほど存在せず、ちょっと予想外ではあった。
おもしろかったのは、捕手防御率や、投手の労働負荷に対する考察、そしてもしも3ストライク制を2ストライク制に変更した場合に起こりうる事象といったところだ。単に選手の成績を分析するだけでなく、野球運営を考えてルールの変更まで仮説を立てるあたりはさすがだ。
ただ、個人的には現代野球に対するデータ分析手法をしりたかったので、ピートローズやタイカップなどの分析には(古すぎて)あまり興味がなかった。
数式がでてくるデータ分析について読みたいならば、メジャーリーグの数理科学のほうがよいであろう。
過去の選手の話にも興味があり、セイバーメトリクスの大御所の考え方を理解したいという人にはお薦めの本である。

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