OS仮想化環境のXenを勉強したかったので読んだ。
まったくXenを触ったことがない状態でこの本を購入し、本を読みながらインストールやマイグレーションをやってみた。
全体を通しての感想としては、関連する一通りの情報がまとまっているので良い作品であろう。
ただし、頭から読んでいくと2章「Xenの導入と仮想化環境の作り方」でXenを実際にインストールすることになるのだが、インストールウィザードの選択肢の説明が少なすぎて不親切だ。
そして、インストール後にDomain-Uを起動するときのコマンドが間違っている(P41)....
本当はxmコマンドで起動なのに、xenというコマンドで起動と書かれていたのでコマンドxenが自分の環境になくて悩みまくった。結局ウェブで検索して実際はxmコマンドであることを知った。
正誤表には訂正が入っているとはいえ、初心者にはやさしくない間違い方だ.....
Xenについて知りたかったのは、安定性と速度と運用について。
Xenのバージョンが異なったりCPUが異なったりすると、マイグレーションに支障が生じるということで、安定性についてはいまいちという印象を受けた。実際違うCPUのマシンにマイグレーションしてみたら動きがおかしくなった。
速度に関しては、作成方法により イメージ < パーティション < ディスク占有 ということになるようだ。
できればHDD1つまるごとDomain-U用に使用するのがよさそうではあるが、小型PCで考えた場合にはなかなか厳しい。
運用面でいえば、バックアップが楽という意味でイメージでの作成が一番便利なのだが...
これからマシンを購入するのであれば、Intel-VT対応のCPUにして、準仮想以外に完全仮想環境の作成も可能にしておいたほうがよいだろう。
どうもまだXenで運用できるという確信がもてなかったので、VMwareと比較ということになりそうだ。
ラベル: IT

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