読書感想文

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得意分野: IT関連技術書、ミステリー小説、ベースボール


2008/09/24

「1日30秒」でできる新しい自分の作り方

スポーツ選手が試合で自分の精神面をコントロールするためにイメージトレーニングをしていると聞く。また桑田選手のようにボールに話しかけることにより自分をコントロールする例もある。
このようにスポーツ選手に見られる自己コントロール法を一般の人にも知ってもらい、実力発揮/ストレス軽減につなげてもらいたいというのが本書の内容である。

著者によると、心には4つのサイクルがあるらしい。
1. 刺激
試合がある、プレゼンがあるといった状況
2. 評価
思考のフィルター。刺激に対してどう考えるか。たとえば試合に負けたらどうしようと考える(評価する)こと。
3. 感情反応
心の中に現れる状況。たとえばドキドキすること。
4. 身体反応
体に現れる状況。たとえば冷汗がでること。

本書では特に2.評価 の部分をどうやって健全な評価に変えていくかについて説明している。

著者がオリンピックのメダリストであり、現在はトップアスリートに対してコンサルティングを実施しているとのことで、一流選手がインタビューなどで話しているセルフコントロールと似ているところが多いと感じた。本書では、日常生活で使えそうな内容も多いので、非常に役に立つ。
スポーツ選手でなくても、普段の仕事で実力が発揮できない、ストレスがたまっているという人にはぜひともお薦めしたい一冊。

以下は特に参考になった箇所の引用。

まだ始まってもいない未来に不安になる人のためのセルフトーク
 未来はまだ始まってもいない。今ある一瞬を大切に過ごすことで、未来のすべては変わる
 今できることに集中!
クリップ法で自分のマイナス思考に気づく
家を出て会社に行って、帰宅するまでの間、左ポケットにクリップを入れます。そして自分で自分のことを卑下してしまったり、自分を落ち込ませるような思考をしてしまった時に、クリップを右に移していくのです。
他人をほめまくる
最初のうちは、意識的に頑張らないと、ほめるところが見つからなくて、疲れるかもしれませんが、続けていると「人の良いところ」を見つける達人になることができます。
 結果的に、「自分に対しての見方」も変わってきます。
寝る前の「ありがとう」
 これは、「寝る前に必ずありがとうと言う」と決めることで、自分の1日を意識的に振り返り、「今日の出来事の中で、自分にとって良かったことを探す」という簡単にできるポジティブトレーニングです。
一瞬で心を変える「輪ゴム」テクニック!
用意するものは輪ゴムだけ。まず輪ゴムを自分の片方の手首にはめます。そして、何か悲観的なこととか、どう建設的に考えても何も解決策が生まれないようなことなどを考えはじめて悶々としてしまった時などに、自分の手首に輪ゴムで「パチン!」と痛みを与えます。
 「痛い!」と感じると同時に、「この痛みをきっかけに無意味な悶々はストップする!」という思考を習慣にさせてしまうのです。
 ぜひ「おい、自分。しっかりしろよ」と背中を叩くようなイメージで、輪ゴム法をためしてみてください。

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