読書感想文

新刊、休刊、文学、専門書。
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得意分野: IT関連技術書、ミステリー小説、ベースボール


2008/10/04

大富豪トランプのでっかく考えてでっかく儲けろ

アメリカの不動産王ドナルドトランプとラーニング・アネックスのビル・ザンカーの共著。
大金持ちのドナルドトランプの考え方に触れられる1冊。
結局成功する人はマインドが違う、はじめから大きなスケールで考えて、かつ極度のプラス思考だ。
日本内のことだけ考えてものごとを企画するのではなく、世界規模で考えようと痛感させられた。

私は経験からひとつの教訓を学びとった。問題が発生したときには、問題の対応に注力せず、問題の解決に注力せよという教訓だ。
このあたりはなるべく無駄な労力は使わずに、本質の部分に集中するということだろう。

新しく社員を採用するときは、腐ったリンゴの予備軍を見きわめる必要がある。前の仕事、前の雇用主、前の同僚に文句を言うようなら、次はあなたが文句の対象になる可能性が高い。一般的に言うなら、論争好きで無愛想な人物は雇わない方がいい。
経営者としてどのような社員を採用するか。確かに議論のときにあらさがしばかりしてマイナス発言をし、あらゆる企画をつぶしてしまう人は存在する。そしてそういう人は自分では何も作らない。。
そういう人は当然採用しない方がよいだろう。

ヤンキースのジョー・トーリ監督は、偉大なリーダーであり、わたしの友人でもある。本人から聞いた話では、トーリ監督は松井の謝罪に驚かなかったという。松井は試合中にエラーをすると、そのたびに謝罪をしていた。また、日頃から松井は監督への感謝の気持ちを忘れなかった。連続出場の記録を伸ばせるのは、毎日ゲームに出場させてくれる監督のおかげである、と。
 すべての従業員がヤンキースの松井のような気持で働いてくれたら、どれほどいいだろうか。すべての部下がこのような態度と忠誠心を示してくれたら、どれほどいいだろうか。これは追いもとめるべき理想の環境だ。

松井秀喜選手がドナルドトランプに絶賛されるとは意外だ。日本式の上下関係が好きなのか?ただ、松井選手は日本のプロ野球選手の中でも特に礼儀正しい部類に入る選手だと思うので、すべての日本人がトランプに気に入られるわけではないだろう。

アレンは集中力を保つために、3つのリストを活用している。第一のリストには、人生で達成したい目標を書く。第2のリストには、その目標を達成するために、1年以内にしなければならない事柄を書く。そして、第3のリストには、その目標を達成するために、きょうしなければならないことを書く。この単純明快なシステムを機能させる肝は、規律だ。毎日の必須事項を、欠かさず、規律正しく実行できる者が、最終的な勝者となるのである。
このあたりはイチロー選手的発想か。1本1本の積み重ねが3000本安打という偉大な記録につながっているように、大きなことも目の前にあることの積み重ねであるということだろう。
自分も毎日の必須事項を考え実行していかねば。

あなたも思い込んでいないだろうか?でっかく考えることが許されるのは、大金と高学歴とコネと知識のある人だけだ、と。これは真実ではない。でっかく考えることは誰にでもできる。最も大切なのは、あなたの思考のサイズだ。どれだけでっかく考えられるかが、どれだけでっかく成功できるかを左右する。ほかの事柄は二次的な意味しか持たない。
あることを企画するときに、日本内でのことしか考えずに発想してしまっていた自分がいる。もっとでっかく世界を視野にいれた思考をせねばと思い知らされた。

あなたがマーケティング部長なら、自分を単なるマーケティング部長と定義せず、”マーケティング担当副社長になる途中のマーケティング部長”と定義しよう。
どの視点(立場)から物事を見ているかということは、その人の発想に大きく影響する。また、将来的にどこまで昇進するかということもどの視点からみているかに大きく影響するのではないかと思う。

本書は夢をもっているビジネスマンに特に薦めたい一冊。

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