サブタイトルは 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ。
男性と女性の仕事に対する考え方をうまく解説している良書。特に、男性は結果を重視するのに対して、女性は過程を重視するという分析は的を得ている。
結局のところ会社にはルールがあり、仕事のできる人が出世するのではなく人間関係に秀でている人が出世する。データに基づき正しいことを言っても容量がわるければ認めてもらえない。
仕事さえできればいつか認めてもらえると考えてがむしゃらに仕事をしても、会社のルールに則っていなければ認めてもらえないかもしれない。そのあたりも考えてどう行動すべきかを意識しておく必要がある。
会社および仕事に対して悩んでいる人にお薦めの1冊。
以下は印象に残った箇所の抜粋。
脳の一部だけを使う男性は、まっすぐ最終地点に向かいますが、女性は遠回りのルートを選びます(男性はこの遠回りになじめず、女性の話にイライラするのだと思います。だからよく言いますよね。「で、言いたいことは何なの?」)。一方で、女性はたいてい、男性よりもずっと楽に、たくさんの問題を一度に処理できるのです。
攻撃の照準を「人」に合わせると、相手はたちまちムキになり、あなたを無視するか、報復に走ります。「あなたはいつも思いつきで行動するのね」というように、「あなたは」で始まる発言は避けること。「私はこのプロジェクトのことが心配なんです」というように、必ず「私は」で始まる文を使いましょう。
こうした話をすると、女性たちからはよく「じゃあ、何のために会議を開くの?」とか「ずいぶん策略的ね。どうしてオープンにやれないのかしら?」といった声が返ってきます。けれども、事前の根回しを行うのは、排他的な気持ちや消極的な気持ちがあるからではなく、相手の顔を立てるためなのです。
あなたが実行に移したいアイデアがあるなら、宿題をすませる必要があります。会議の日までに、出席するのはだれか、発言権があるのはだれか、知っておきましょう。それから、あなたのチームのキーパーソンはあなたの上司。必ず前もって同意を取り付けましょう。こうしたことを会議中にやっていたら、勝ち目はありません。
また、会議が終わった後も、ランチの席や廊下で会議の続きが行われていることを忘れないでください。あなたもできる限り、顔を出したほうがいいでしょう。こうした場で、あなたのアイデアの行く末が決まることもあるのですから。
服装選びの基本を大ざっぱにいえば、「現在のポストに合った服ではなく、あなたが望むポストに合った服を着る」となります。
男の子はこうした経験を積むうちに、監督があれこれ批判するのは、プレイヤーとして強くなってほしいからであって、自分の人間性とは関係がない、そして試合で勝てるようになるには、批判してくれる人が必要なのだと理解します。
あなたが人に知られていないなら、どんなに一生懸命仕事をしても、望みのポストには就けません。映画監督で俳優のウディ・アレンも「成功の80%は顔を見せることだ」と語っています。つまり、チャンスをもらえるかどうかの80%は、顔が売れているかどうかで決まるということです。
ラベル: パーソナルスキル

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