読書感想文

新刊、休刊、文学、専門書。
あらゆるジャンルの書籍について読書感想を書いていきます。
得意分野: IT関連技術書、ミステリー小説、ベースボール


2008/05/31

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

著者は「若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来」の城繁幸氏。

前作と基本的主張は同じで、本作では3年で辞めた若者が現在どういう生活をしているのかインタビューを中心に構成されている。

印象に残ったのは大企業を辞めてNFL(アメフト)に挑戦した男性のコメント。
企業に所属し実業団チームでアメフトをやっていたが、NFLヨーロッパのトライアウトに合格し挑戦。
「まあ言うても二軍やから、意外といけるんちゃうか、と思ってましたね」

とおもっていたものの
「まったく通用せえへん。正直、死ぬんちゃうか、と思うたことは何回もありました」

と言い、その理由として
「要するにハングリーさ。一プレーにかける覚悟が、日本人とはまるっきり違う」
だそうだ。

このあたりの考え方は、終身雇用の日本企業にいる社員と、実力主義の外資系企業で働いている社員の気持ちの違いとも通じるところがあるのではないかと思う。

仮に終身雇用の環境で働いていても、気持ちを緩めずハングリーさを持ち続けて自分を磨き続けなければならないと改めて感じた。

本作にはその他にも興味をひく生き方をしているアウトサイダーのインタビューが掲載されている。
そして、著者の特徴として、単に問題提起するだけでなくきっちり解決方法を提示することがあり、本作でも最後の部分に述べられている。オランダのワッセナー合意などは非常に参考になる。

結局のところ、利益を誰にどのような配分で渡すのかという話になるのだろうが、現状では60歳ぐらいの層が実権を握っており、10年単位のスパンでは考えず目先の既得権確保にはしるため、壮年よりは若者が損をし、正社員よりは非正規社員が損をしているというのが現実なのだろう。
高齢化が進行し、このままでは立ち行かなくなるのは見えている。

どのような変化がおきようと対応していけるよう、自分の能力を磨いておく必要があると考えさせられた1冊であった。

本書は現在の生活に疑問を感じている若者にぜひとも読んでもらいたい本である。できれば先に「若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来」を読んでおいたほうがよいだろう。

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2008/05/23

ライアーズ・ポーカー

マイケルルイスの第一作目である「ライアーズ・ポーカー」。
ニュー・ニュー・シング、マネーボールがおもしろかったのでこの本を読むことにした。

舞台は1980年代のウォール街とロンドン、マイケルルイスはソロモンブラザーズの社員として債権セールマンをしていた。
マネーボール、ニュー・ニュー・シングは取材力がすごかったのだが、この作品に関しては社員としてまさに金融業界の内側で働いていた目線で書かれている。

ウォール街の金融事情にはまったく疎いのだが、当時どれだけ活況であったかは手に取るようにわかった。そして法律改正や景気によりジェットコースターのように上がったり下がったりする様も伝わってきた。

ウォール街のビジネスマンといえば相当なエリートという印象があるのだが、大学を卒業して数年の若者が当然のように数百億を扱うのには驚かされる。10年以上経験を積んでいないとそんなことできないだろうと思っていた。
そして、もっと緻密な計算をして戦略を練っているのかと思ったのだが、根拠がなくても直感で億単位の金を扱っているのにも驚いた。

まぁやっぱりこういう業界は年俸高いんだなぁ。実力が数字として現れるしやってみたい気もするが、きっとものすごいプレッシャーがかかるのだろう。そして、数年もやれば巨額の金を右から左に流すことがむなしくなりそうな気がする。そして客をだましてでも自分の、そして会社の利益を確保することにも嫌気がさしそうだ。まさにライアーズ(うそつき)。

ものをつくって一発あてるほうが充実感があるのではないか。

ソロモンブラザーズの重役を中心にウォール街のビッグネームが数多く登場するが、私はその筋にはまったく詳しくなく全く知っている人がいなかった。

情報通の人であれば、知っている名前がでてきてより一層楽しめるのであろう。

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2008/05/22

Software Design 2008年5月号

特集は「SD流 仮想化技術フルコース[セキュリティ編]」。

Xenについて情報が約50ページにわたって特集されていた。

セキュリティということで、Xen徹底入門とは違う切り口かと期待して読んだのだが、それほど大きな違いはなかった。まぁ確かにXenについての攻撃ポイントを詳しく書いてあったので、セキュリティという観点ではXen徹底入門より充実している。

意外とよかったのが、4章「仮想マシンのための運用管理ノウハウ」。
Xenのメリットとデメリットを説明した上で、実際の事例を交えながら設置計画を説明している。
負荷などを考慮して設計するのに参考になるだろう。

どうもまだXenを信頼しきれないので、VMWareとの比較になりそうだ。

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2008/05/21

Xen徹底入門

OS仮想化環境のXenを勉強したかったので読んだ。
まったくXenを触ったことがない状態でこの本を購入し、本を読みながらインストールやマイグレーションをやってみた。

全体を通しての感想としては、関連する一通りの情報がまとまっているので良い作品であろう。
ただし、頭から読んでいくと2章「Xenの導入と仮想化環境の作り方」でXenを実際にインストールすることになるのだが、インストールウィザードの選択肢の説明が少なすぎて不親切だ。
そして、インストール後にDomain-Uを起動するときのコマンドが間違っている(P41)....
本当はxmコマンドで起動なのに、xenというコマンドで起動と書かれていたのでコマンドxenが自分の環境になくて悩みまくった。結局ウェブで検索して実際はxmコマンドであることを知った。
正誤表には訂正が入っているとはいえ、初心者にはやさしくない間違い方だ.....

Xenについて知りたかったのは、安定性と速度と運用について。

Xenのバージョンが異なったりCPUが異なったりすると、マイグレーションに支障が生じるということで、安定性についてはいまいちという印象を受けた。実際違うCPUのマシンにマイグレーションしてみたら動きがおかしくなった。

速度に関しては、作成方法により イメージ < パーティション < ディスク占有 ということになるようだ。
できればHDD1つまるごとDomain-U用に使用するのがよさそうではあるが、小型PCで考えた場合にはなかなか厳しい。
運用面でいえば、バックアップが楽という意味でイメージでの作成が一番便利なのだが...

これからマシンを購入するのであれば、Intel-VT対応のCPUにして、準仮想以外に完全仮想環境の作成も可能にしておいたほうがよいだろう。

どうもまだXenで運用できるという確信がもてなかったので、VMwareと比較ということになりそうだ。

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2008/05/11

夢のとなりで 新庄剛史と過ごしたアメリカ滞在記

新庄選手がメジャーに挑戦したときの通訳者、小島克典氏による2年間の記録。

新庄氏の著作、ドリーミングベイビーが思った以上に良かったので、この本も読むことにした。

いろいろな試合の話が出てきて野球観戦をしているような気持ちになったので、お酒を飲みながら気楽に楽しんだ。

小島氏は新庄選手の通訳としてメジャー挑戦の2年目(サンフランシスコジャイアンツ)、3年目(ニューヨークメッツ)をともにしており、その2年間のことをエッセー風に語っている。
ジャイアンツでのワールドシリーズ体験と、メッツでのマイナー降格のときの話が印象深い。特にマイナー降格後メジャー40人枠から外されるときの話は、監督とどのようなやり取りをしたかまで書かれており、非常にリアリティがあった。

そして、いかにもメジャーリーグといった内容で、かつ自分勝手と思われがちな新庄選手が実はチームのことを優先していることがわかるエピソードがこれだ。

プレーオフ進出を決めた翌日の最終戦、400打席にあと6打席足りなかった新庄剛志は6番センターでスタメンだった。試合前のベンチでは、ダスティ・ベイカー監督がめずらしく彼に詰め寄った。
「なぜ黙っていた!あと6打席だろ!そしたら今日だって1番に入れたのに!」
400打席のインセンティブ(報奨金)契約を結んでいた新庄剛志は、数十万ドルのボーナス獲得にあと6打席必要だった。しかし、彼はいつもの笑顔でこう切り返した。
「チームが最後まで(ワイルドカード枠を)争っていたから、僕の個人的なことでわずらわせたくなかったんです」
メジャーリーガーの日記としては田口選手の何苦礎日記タグバナも書籍としてあるのだが、本書は通訳の観点から書かれているので視点が異なる。

ちなみに、小島氏の通訳(球団職員)としての給与明細が写っていたのだが、2260ドルだった。月に2回もらえるとのことなのでこの額を単純に24倍すると54240ドル。当時のレートでだいたい600万円ぐらいだろうか。

メジャーリーグ好きの人にお薦めしたい1冊。

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ツキを呼び込む成功法則

サブタイトルはツイてる人生=よい気分+よい口ぐせ+よい体ぐせ

栄養生化学、健康心理学の専門家である著者がツキを科学的に分析し、どのような生活習慣をすればツキを呼び込むことができるかまとめた本。

最初の50ページほどはあまり期待した内容ではなかったのだが、そのあとの内容に関しては非常に参考になった。

まとめれば、肯定的な思考や発言を行い、適度な運動をし、かつ栄養を十分にとる(サプリメント)ことにより、人生が好転するということであろう。

一番参考になったのは、サプリメントの取得に関する部分。
今までサプリメントは一切摂らなかったのだが、その理由として、サプリメントで取得すると食事から栄養を吸収する力が落ちるのではないかと危惧していたため。
しかし、本書によるとそうではないらしい。

このような研究により、ビタミンCやビタミンE、ベータカロチンなどは食物に含まれる量をはるかに超える量を摂取することにより、老化防止と成人病の予防に創造以上の効果がもたらされ、摂取しないことは不要な老化を招いて詩を早めることになると理解されるようになっています。
これからはサプリメントを摂ろう。

思考の仕方について、次の部分が非常に参考になった。
人間の脳は、死ぬ直前まで成長をやめません。大切なのは、そういう認識があるかどうかです。体にはビタミンがよく効き、脳には前向きな考え方がよく効きます。脳というコンピュータに前向きな栄養剤を与えることで、脳はますます豊かに成長していくのです。
例えば、「もう歳だから。。。」という発言をする場合、裏には年とともに体は衰えていくという思考があるため脳や体はその思考に従って衰えていこうとする。逆に同じ年齢であっても、「まだまだ○○歳だから、これから伸びていける」という発言をすることにより、脳や体はまだ成長しようとする。
自分を否定せず、いかにプラス思考になれるかが大切だということであろう。

また、他人に対して批判的な発言をした場合でも、脳は誰に対する批判かの判断はできず常に自分に対する発言として受け取ってしまうらしい。結果的に自分を批判する発言と受け取ってしまいマイナスに働くため、他人を批判することもやめた方がよいそうだ。

また、自分に困難が訪れた場合には、次の考え方をするとよいそうだ。

法則1 自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになることである
法則2 自分に起きることは、いかなることでも自分で解決できることである
(自分に解決できないことは、自分には起きない)
法則3 自分に起きた問題の解決策は、途方もない方角からやってくる
(だから、今お手上げ状態でも決してめげてはならない)

幸せになるための絶対条件として、次の文章が印象に残った。
幸せになりたかった善意を貯えなさい。そうすれば、あなたの家は幸福の貯蔵庫になります。
時間や労力を使って何度も善意を与えた人にまったく感謝されず、こちらが困ったときになんの手助けもしてもらえないケースがあるとする。その場合、あれだけ尽くしてあげたのにどうしてこちらが困っているときに助けてくれないのだという気持ちになりがちだが、それは善意の裏に見返りを求めていることになる。
はじめから見返りを求めず、善意を与えるのは自分のためと考えて、善意のたびに自分の幸福貯蔵庫が満たされていくと考えれば見返りを求める気持ちはなくなる。

本書は非常に参考になる本だった。すべての人にお薦めの1冊。

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2008/05/06

野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス

サブタイトルは「世界最強軍団ボストン・レッドソックスも使っている新選手評価指標」。

表紙にレッドソックスの写真が写っていたので、てっきりメジャーリーガのデータ解説かと思っていた。しかし、実際は日本のプロ野球選手のデータ分析だった。

セイバーメトリクスには興味があり、マネーボール、メジャーリーグの数理科学といった本は読んでいる。そしてMLBの公式ホームページでOPSやフライゴロ比率といったデータは意識して見ている。
だが、いままで聞いたことのないデータ分析が本書にはたくさん書かれていた(単に忘れているだけかもしれないが)。

たとえば、RC27。一人の選手だけで打線を構成した場合に1試合あたり何点取れるかという数値。07年の最高値はセリーグが青木選手の8.71点、パリーグがローズの8.64点だそうだ。
攻撃の目的は点を取ることなので、RC27は打率や出塁率よりも勝利に直結するデータであろう。また、得点や打点は自分の前後を打つ選手の能力に依存するため、選手本人の実力をそのまま反映できるとは限らない。その点RC27は1人で打線を形成するので個人の実力がより反映される。

セイバーメトリクスでは、打率・ホームラン、勝利数・防御率といった現在一般的に重要とされているデータでは表現できない選手の能力が現れる場合がある。そのため、まだ目立っていないが一気にブレークしそうな選手を発掘できたり、実績のある選手の衰えの兆候がいち早く現れたりすることがある。
そのあたりの分析をすることがセイバーメトリクスの醍醐味であろう。

本書では、ロッテのYFK(薮田投手、藤田投手、小林投手)の移籍に関する分析や、今年ブレークしそうな選手の紹介があり非常におもしろい。
日本のプロ野球選手に対してこれだけセイバーメトリクスのデータ分析がされているデータを見たことがない。メジャーの現場でデータを重宝していた長谷川氏のインタビューもあり、野球を違う角度から分析したいデータマニアには超お薦めの1冊である。

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2008/05/04

ドリーミングベイビー

新庄剛志の初エッセイ。発行は2001年4月30日で、文章の内容から2000年オフにFA宣言してからメッツ移籍決定、そしてメジャーでの開幕直後あたりまでの間に執筆(口述?)したものと思われる。

小学生向け文庫かと思われるほど文字が大きく行間の隙間があいている。まぁあえて新庄っぽさを連想させる戦略かと思うが。。
特に新庄に興味があるわけではなかったのだが、さらっと読めそうだったので読んでみることにした。

感想としては、新庄剛志の好感度アップ。宇宙人と呼ばれるほど行動が理解できないことで有名であったが、彼の考え方、育ってきた環境などバックグランドを知ることにより、あそこでなぜそういう行動をとったのか理解できた。

彼は、人をあっといわせたい、人の期待を裏切りたくないという気持ちが強く、かつ伝統や慣習には興味がなく思うままに突き進みたいタイプなのだろう。

結果論になるが、彼のメジャー行きは正解だっと思う。ニューヨークメッツではスタメン4番に座ったこともあり、サンフランシスコジャイアンツではワールドシリーズ出場。そして、日本復帰後は日本ハムの優勝に貢献した。

同時期にメジャー移籍したイチロー選手とは記録の面で大きく及ばないが、十分記憶に残る選手だ。

この本は、新庄氏の行動のバックグラウンドを知りたい人にお薦めの1冊。
特に次のような行動についての理由を知りたい人にお薦めする。
  • 5年総額12億円の阪神のオファーを断って1年契約20万ドル(約2000万円)のメッツを選択
  • 「センスがないから野球を辞める」発言
  • 「あまりいっぺんに言われると、オレ頭が悪いので覚えきれません」発言
  • ピッチャー兼任
  • フライをキャッチするときに軽くジャンプする

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2008/05/03

セキュリティはなぜやぶられたのか

著者は暗号学者でコンピュータセキュリティのスペシャリストでもあるブルース・シュナイアー。

コンピュータセキュリティの話(いわゆるクラッキング)が中心かと思っていたのだが、9・11テロ後の航空会社のチェック体制や銀行の金庫のセキュリティ対策など幅広いセキュリティについて書かれていた。

利便性とセキュリティはトレードオフであり、何をどこまで対策する必要があるかは次の5つのステップで評価できるという部分が印象的であった。
  1. 守るべき財産はなにか
  2. その資産はどのようなリスクにさらされているのか
  3. セキュリティ対策によって、リスクはどれだけ低下するのか
  4. セキュリティ対策によって、どのようなリスクがもたらされるか
  5. 対策にはどれほどのコストとどのようなトレードオフが付随するか
いろいろな実例を取り上げており興味深い内容もあるのだが、章ごとの違いがいまいちわからず同じような内容が繰り返し書かれているという印象があった。400ページ以上あるのだが途中から疲れてきて結局最後までは読まなかった。とはいえセキュリティに関する実例や考察が豊富なので、今まであまりセキュリティに対して意識をしていなかった人には参考になる内容であろう。

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2008/05/01

ニュー・ニュー・シング

シリコンバレーの企業家ジムクラークを密着取材したドキュメンタリー。
Web進化論などで有名な梅田望夫氏が推薦していたので読んだ。

すばらしい内容だった。そこらの小説よりもよっぽどドキドキしながら読めた。
著者のマイケルルイスは「マネーボール」の著者としてしっていたのだが、マネーボール同様主人公の懐に入り込むのがうまいというか、心を開かせるのがうまいというか、すばらしい取材だ。

そして、ジムクラークはとんでもなくかっこよい。高校を中退し海軍で働きながら博士号取得、大学教員として働きその後起業。そして、シリコングラフィックス、ネットスケープ、ヘルシオンと3社を設立しIPOを成功に導き巨額の富を得る。
投資家ばかりが儲かり実際に開発を行う技術者が報われないことに腹をたて、技術者が報われるよう仕組みを変える。そして何より過去の実績は振り返らず、常に先の先(ニューニューシング)を見据えて行動する。しかもどれだけ金持ちになっても自分でプログラムを書く。

先の先を見据えてプランを練る人間になりたい、そしてシリコンバレーで一攫千金を求めて勝負したい。
そう思わせてくれる1冊だった。

まあ若干苦言を言わせてもらうと、「技師」という言葉がよく出てくるのだが、コンピュータ技術者をあまり技師とは呼ばないので、「エンジニア」と訳したほうがよいのではないか。

シリコンバレーに憧れている人、一攫千金をねらっている人はもちろん、ドキドキするようなストーリーを読んでみたいと思う人にもお薦めの1冊。

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