<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?><rss xmlns:atom='http://www.w3.org/2005/Atom' xmlns:openSearch='http://a9.com/-/spec/opensearchrss/1.0/' version='2.0'><channel><atom:id>tag:blogger.com,1999:blog-35557153</atom:id><lastBuildDate>Thu, 07 Aug 2008 16:05:02 +0000</lastBuildDate><title>読書感想文</title><description/><link>http://book.cardinals-fan.com/</link><managingEditor>noreply@blogger.com (alpha)</managingEditor><generator>Blogger</generator><openSearch:totalResults>70</openSearch:totalResults><openSearch:startIndex>1</openSearch:startIndex><openSearch:itemsPerPage>25</openSearch:itemsPerPage><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-1905496961331191315</guid><pubDate>Thu, 07 Aug 2008 13:27:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-08-08T01:05:02.887+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>起業</category><title>インフォコモンズ</title><description>インフォコモンズ(情報共有圏)という聞きなれない言葉の概念がイメージしにくく、前半部分はあまり興味をひかれずに読んでいた。しかし、中盤から後半にかけて著者の主張が理解できてくると、この本のすごさが理解できた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現在はWeb2.0と言われているが、本書ではWeb3.0の形を予言している。&lt;br /&gt;すでにWeb3.0の息吹はいくつかのサイトに表れており、たとえばベイズ理論を用いたzero-zoneや食べログ、tsutaya discas、みんなの株式などが紹介されている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、本書で説明されているWeb*.0の定義は次の通り。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;ウェブ1.0は集中化した彼ら。&lt;br /&gt;ウェブ2.0は分散化したわれわれ。&lt;br /&gt;ウェブ3.0は非集中化した私。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;そして、インフォコモンズ(情報共有圏)の必要条件は次の４点。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;暗黙ウェブである。&lt;br /&gt;信頼関係に基づいた情報アクセスである。&lt;br /&gt;情報共有圏が可視化されている。&lt;br /&gt;情報アクセスの非対称性を取り込んでいる。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;Amazonの協調フィルタリングでは、この本を買った人はあの本も買っていますと勧められるが、誰が買ったかという点は可視化されていない。しかしWeb3.0では誰が買ったかということがわかるため、自分と感性が近いこの人が買ったものならば安心して買えるといった信頼関係ができあがる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書を読むことにより、サイトの企画についてアイデアをもらえた。ありきたりの発想で旧来のウェブサイトを作るのではなく、独自の視点で次世代型のサイトを企画、構築したいと思わせてくれる内容であった。&lt;br /&gt;著者は元新聞記者であるようで、論理構成もしっかりしており、IT業界の人にはぜひ読んでもらいたい１冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/08/blog-post_07.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-7835626915884622296</guid><pubDate>Sat, 02 Aug 2008 15:54:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-08-03T01:35:14.151+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>小説</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>雲を掴め 富士通・IBM秘密交渉</title><description>IBMと富士通の間でかつて紛争があったことは知っていたが、具体的な内容は知らなかった。&lt;br /&gt;この本で詳細を知り、ほんの20数年前にこんなことがあったのかと驚いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あとがきで著者はつぎのように書いている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;この小説はリアルに描いてはいるが、すべてが創作で、フィクションである。筋書き、登場人物、登場人物の会話など、すべてが作り物である。&lt;br /&gt;しかし中には事実と一致する部分もある。なぜならそれは、１９９７年４月３０日のIBM-富士通との間で「事件」の終結合意書が調印され、守秘義務は消滅し、関係者が事実を語ることがゆるされたからである。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;フィクションであると書いてはいるが、著者は当時富士通で実際に交渉に当たった人物であるらしい。したがってほぼ実話でないかと想像する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日米貿易摩擦など時代背景はあったのであろうが、おとり捜査までして日立や三菱電機の社員をアメリカで逮捕するのか。すごいなぁアメリカとIBM。&lt;br /&gt;本書は最初の８か月の交渉部分のみであるが、訴訟でそのあと１０年以上最終決定までにかかったようだ。&lt;br /&gt;交渉の結果に関してはどちらに有利であったかの判断は難しいが、非常にシビアなものであったことは文章から伝わってくる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今もIT産業はアメリカ主導であるが、当時はもっとアメリカ(IBM)が主導権を握っていたと想像する。きっとこの頃の頑張りがあったからこそ現在のく日本のコンピュータメーカーがあるのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まあ、時は流れいまや汎用機はコンピュータの主役ではなく、UNIXとパーソナルコンピュータに移ってしまったが。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;交渉の中身よりも、過去にこういう紛争があったということが新鮮な気がした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あとがきで著者が書いているが、現役の官僚とビジネスマン、高度経済成長を担ってきた団塊世代の官僚とビジネスマンに読んでもらいたい１冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/08/ibm.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-8539987979222467883</guid><pubDate>Sat, 02 Aug 2008 02:41:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-08-02T12:09:42.062+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間</title><description>&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/04/blog-post_19.html"&gt;リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと&lt;/a&gt;に続き、リッツ・カールトンに関する本を読んだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回は日本にリッツ・カールトンができる前からアメリカのリッツ・カールトンで働き、大阪や東京での開業に携わった高野氏が著者。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;リッツ・カールトンの考え方はある程度わかっているつもりだったが、本作でも参考になることが多数あった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なぜお客様に行き届いたサービスができるのかという点について。リッツカールトンではスタッフの誕生日や入社記念日を祝うというシステムができているおり、たとえば入社８年目の従業員がいれば、８の字にくりぬいたクッキーや８という数字の入ったオブジェをプレゼントするらしい。&lt;br /&gt;ふだんから祝うということを定着させているため感性が磨かれ、お客様に対して行き届いたサービスにつながる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;企業によっては部署が違えば別会社のように関わりが希薄であったり、場合によっては敵対したりすることもある。しかしリッツカールトンではそうならないための仕組みがある。&lt;br /&gt;まず、クレドで従業員の考え方が統一されている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;リッツ・カールトンではクレドはマニュアルであるという捉え方は決してしません。マニュアルというのは毎日の企業活動の中で、たとえば危機管理、衛生管理、効率化など、誰が携わっても一定の結果を実現させるうえで不可欠な指南書であり、また物差しであると言えます。それに対して、クレドは「感性の羅針盤」のようなものです。現場で問題に直面したときや、お客様のさまざまなライフステージに立ち会うときなどに、その従業員の行動指針がクレドカードを読み解くことによって示されるのです。さらにその感性を全従業員が共有することで、ぶれない方向性が保たれます。&lt;/blockquote&gt;そして、「ファーストクラス・カード」を利用し、他部署のメンバーに助けてもらったときには感謝の意を現わすとともに、人事査定にも利用して積極的な連携を促している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、リーダークラスの意識もすばらしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;このとき、どのチーフも必ず次のように力説します。&lt;br /&gt;「私たちのセクションの仕事の役割はこんな内容です。でも、私たちの目的はみんなと一緒です」&lt;br /&gt;つまり、それぞれに与えられた役割は違うけど、それはリッツ・カールトンのひとつのビジョンやミッションのもとに行われていて、みんな目的は一緒なのだということを伝えているのです。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;新入社員は地味で単純な仕事をさせられるものであり、場合によっては見切りをつけてすぐに辞められてしまうケースもあるのだが、リッツカールトンではそのならないように意識している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;まず初めに、地味な現場の仕事の大切さ、それらの仕事が会社のビジョン達成のためにどういう意味合いがあるのか、それを明確に納得できるように伝えるということです。企業が犯す最大の罪は、従業員にビジョンなき仕事をさせることだ、とはリッツ・カールトンの創立者、ホルスト・シュルツィの言葉です。&lt;br /&gt;次に、社員の感性の高さや向上心などを見抜き、それを伸ばしていく職場環境を全社的に整えること。ビジョンなき単純作業を１０年重ねてチーフになった人は、次の世代に対しても同じことをするものです。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;さらには、リッツカールトンは採用の段階で自社の文化に適応できるか独特の方法でチェックしていることに驚かされた。&lt;br /&gt;面接会場は大宴会場。入口にはドアマンが２人立って応募者を出迎え。そして場合によってはプロのミュージシャンがピアノ演奏までしたなかでの面接。管理職がウェイターとしてコーヒーやジュースを運ぶ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;入社試験のためにいったいどうしてここまでやるのか。もともとリッツ・カールトンには相手がだれであろうと「親切なおもてなし」をする文化がありますが、理由はそれだけではありません。&lt;br /&gt;もうひとつの理由は、他の応募者の反応を見て気付きました。３５０人の募集に対して約３０００人の応募があったのですが、会場の雰囲気を見た半分くらいの人が、&lt;br /&gt;「自分には合わない。もっと普通のホテルで働いたほうが気が楽だ」&lt;br /&gt;と言って帰ってしまったのです。&lt;br /&gt;応募者にもお客様と同じようなおもてなしをするのは、じつは最初にリッツ・カールトンの理念や価値観を伝えるためです。&lt;br /&gt;実際に自分が受けたサービスを通して、リッツ・カールトンの文化に適応できるのか、もしくは本当に適応したいのかを考えてもらう狙いがあったのです。面接試験は、いわばお見合いのようなもの。お互いの価値観を最初にしっかり披露しあい、感性が合えば結婚すればいいのです。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;本書は、経営者だけでなくすべてのビジネスマンにお薦めする１冊だ。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/08/blog-post.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-5821732416804551292</guid><pubDate>Sun, 27 Jul 2008 07:36:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-27T16:37:47.248+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>タクシー王子、東京を往く</title><description>日本交通の3代目若社長が実際にタクシードライバーとして働いた1か月間のドキュメント。&lt;br /&gt;私は普段タクシーに乗ることはあまりないので、表面には見えないタクシードライバーの仕事というものがわかって面白かった。と同時に、自ら体を張って現場を経験する社長に感動した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この社長は37歳で、経歴が 慶応 -&gt; ノースウェスタン大学MBA -&gt; マッキンゼー日本支社 と私から見れば超エリート。そしてその後家業の日本交通に入社して34歳で社長に就任。&lt;br /&gt;そういうわけでタクシードライバーの経験なしで社長になってしまったためであろう、現場を学びたいということで1ヶ月間タクシードライバーとして働くことに決めて実際に実行した。&lt;br /&gt;１回の乗車で２２時間ぐらい働く関係で１か月といえど実際には１３回の乗車であるが、それでも一般のタクシードライバー同様に長時間勤務をやり遂げたことは称賛に値する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;社長は社長業に専念しろ、パフォーマンスはやめろといった意見もあったようであるが、私の感覚では現場を理解するための行動をとる社長は偉い。&lt;br /&gt;タクシードライバーにしてみれば、現場を知らず絵に描いた餅のような戦略をいう社長のいうことはあまり信用できないだろうが、体を張って実際に現場を理解しようとする社長の言うことは聞く気になるだろう。&lt;br /&gt;社長は次のように書いている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;次の３０年を見据え、３代目の自分に、いま一番必要なものはなにか？&lt;br /&gt;それはおそらく、現場感覚。ハンドルを握った最前線での経験だろう。MBAやマッキンゼーで学んだ机上の論理も重要だとは思う。しかし、そうした高度１万メートルでの空中線が活きるのは、あくまでも地上戦を知ってこそ。&lt;br /&gt;創業者である祖父の川鍋秋蔵は、お抱え運転手として１０年間自分でハンドルを握った。初代を１００とすると、いまの自分の現場感覚は１くらいである。でも、１か月集中して乗れば、１０くらいにはなるのではないか？そしてその経験は、社長としての１か月よりも、多くのことを教えてくれるのではないだろうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;日本交通ではGPSシステムを導入していて、ドライバーにとって非常に便利であることが書かれているのだが、特に驚いたのが次。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;お断りしてから一時停止すると、お客様が後ろからニュッと１枚のカードを差し出した。GPSコードだ！ウチのタクシーの領収書には、降りた場所のGPSコードが印字されるようになっている。次回、運転手がGPSコードを入力すると、自動で行き先がナビにセットされるという優れものだ。&lt;/blockquote&gt;領収書にGPSコードを印字して、次回以降はそれをみせればよいというのはドライバー、客双方にとってとても便利なシステムだ。ここまでシステムが進んでいたのか！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書は、経営者に読んでもらいたい本である。と同時に、今年読んだドキュメンタリー本の中でもトップクラスの面白さであるので、娯楽本として一般の人にも気軽に読んでみてもらいたい本である。&lt;br /&gt;本当にお薦めの１冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/blog-post_27.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-801411167639744288</guid><pubDate>Fri, 25 Jul 2008 05:21:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-25T14:24:52.085+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>起業</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>Google誕生</title><description>Google創業者のラリーページとサーゲイブリン。&lt;br /&gt;2人の幼少時代からスタンフォードでの出会い、そしてGoogleの創業から大躍進までをたどるドキュメンタリー。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;2人がものすごく頭が良いというのは知っていたのだが、単に一流のエンジニアであるだけではなく、経営能力にも優れていることを本書で知った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;社員が数十人の頃から専属コックを雇って社員に無料で食事を提供したいと考える経営者はなかなかいないだろう。単に福利厚生の充実だけではなく、そうすることにより食事のために外出して時間をつぶさなくてもすむし、社員間のコミュニケーションも充実する。つまり会社にとって必ずプラスになると計算をしておこなっているあたりがすごい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;20%ルールにしても斬新な発想だ。２０%の時間を自分のやりたいことをやることによって自発的にアイデアを具現化していくことは社員のモチベーション向上につながるし、新規プロジェクトの立ち上げにも非常に有効だ。こういうルールのある会社で私も働きたい。日本の会社であれば、アイデアを出してもあっさりつぶされてやりたいことをやれないということがよくある。そうではなく２０％の時間でアイデアをより具体化した上で評価してもらえるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post.html"&gt;ニューニューシング&lt;/a&gt;もそうだったが、シリコンバレーでのベンチャーというのは非常にわくわくするし憧れる。まぁこのような成功例の何十倍何百倍も失敗したケースはあるのだろうが。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書にはGmailのプライバシー騒動やクリック詐欺に対する対応など、今まで私の知らなかったことも書かれており非常に興味深かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;わずか数年で世界を制した企業Googleを知るのに本書は非常に役に立つ。&lt;br /&gt;Googleに興味を持っている人だけでなく、IT業界で働いている人や経営者にも読んでもらいたい1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/google.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6256034360343041550</guid><pubDate>Thu, 17 Jul 2008 15:20:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-20T18:49:44.491+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><title>グーグルに勝つ広告モデル</title><description>テレビ・新聞・雑誌・ラジオの4大マスメディアとグーグルに代表されるインターネットを比較し、既存のマスメディアの生き残り戦略を書いている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;統計を基に分析しており、ある程度うなずける内容が多かった。まぁ、これをすればグーグルに確実に勝てるという方法は明確にはかいていなかったが..&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;グーグルとヤフーの違いとして、ヤフーはトップページにいろいろコンテンツを乗せて「認知(アテンション)」させることが目的なのに対して、グーグルはトップページは簡素にし、検索結果で広告を載せる「能動的な興味(インタレスト)」を引き出しているという記述がある。トップページの比較は何度も聞いたことがあるが、認知と興味という分析を聞いたのは初めてだったので新鮮な感じがした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;ここまで、ネットと新聞の比較を軸足に、将来の方向性仮説について述べてきましたが、筆者自身は、物理的な紙の新聞を各家庭に届ける宅配ネットワークという仕組みこそ、新聞社が保有するネットメディアに対する中核的な競争能力の礎ではないかと考えています。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;この部分に関しては同意する。インターネットが普及してネットショップでの購入が増えているのだから、新聞配達ネットワークを有効活用するというのは非常に有効であろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;「LEON」は「年収2000万円以上で、月に30～50万円程度の自由になる小遣いのある30～40代男性」というターゲット設定をしていますが、図15に見られるように、30～40代で年収2000万円以上という人は、構成比としては0.1%程度にしか日本にいません。&lt;br /&gt;普通にビジネスプランとしてこの企画を考えると、「あまりにターゲットが狭い」ということになるのですが、ここがミソで、年収2000万円以上がターゲット、と公言することによって、年収数百万円～１２００万円くらいの一般層を、読者として取り込んでいるわけです。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;&lt;br /&gt;このことは知らなかった。LEONを購入したことはないのだが、確かになんとなく上級のライフスタイルのイメージがあり、憧れみたいなものはあるなぁ。うまくターゲットをずらしているなぁ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;ウィキペディアは、グーテンベルクからグーグルが登場するまでの「旧世界」がずっと発展させてきたこの「知のバリューチェーン」から、無料で情報という栄養をもらってコンテンツを拡充するという寄生虫のような構造で肥大化しています。&lt;br /&gt;ここで問題になるのは、ウィキペディアがフリーであるがゆえに、強大な普及力を有しているという点です。そのため「知のバリューチェーン」を循環する経済価値が減少し、ウィキペディアが循環的に依存していた「信用できる」情報源が、事業運営上の深刻な困難を迎える可能性があるのです。そうなると、ウィキペディア自体も中長期的には生きながらえることはないでしょう。ここに大きなジレンマがあります。&lt;/blockquote&gt;この部分については賛同できない。BBCやニューヨークタイムズのような「信用できる」情報源と、ウィキペディアはすみわけができている。少なくとも私は使い分けをしている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;例えば何か事件が起こったとき、速報的にその情報を仕入れるのは新聞社など「信用できる」情報源からである。事件直後ではウィキペディアには網羅的に情報がまとまっていることを期待していないのでウィキペディアでにはアクセスしない。&lt;br /&gt;逆に、昔あった事柄について知りたい場合には、ニュースサイトではなくウィキペディアを利用する。網羅的にまとめられているからだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ということで、私は新聞社など「信用できる」情報源と、ウィキペディアはともに生きながらえていくと考えている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書はマスメディアの現状と今後の広告モデルについてわかりやすく分析している良書である。特にマスメディアには直接ビジネスでかかわっていない人に薦めたい1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/blog-post_18.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-3885451489057426086</guid><pubDate>Mon, 14 Jul 2008 15:14:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-15T00:15:50.821+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><title>ラクをしないと成果は出ない</title><description>著者は日垣隆氏。私はどういう人だか知らなかったのだが、公式Webの自己紹介は&lt;a href="http://www.gfighter.com/00011/"&gt;こちら&lt;/a&gt;。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書には著者の思う仕事の鉄則が100個書かれている。見開き2ページに1つの内容が書かれており、2ページめの最後にはポイントとして1行で簡潔に内容がまとまっている。１つ１つ独立した内容なので、細切れの時間に読んでいくことも可能。このあたりに著者の工夫がみられる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;仕事の内容や周りの環境などにより仕事の鉄則は違うので、すべての項目に共感できるわけではないが、誰でもいくつかは共感できる項目があるのではないかと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに私が共感できたのは次の項目。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;ul&gt;&lt;li&gt;よくわからなかったら、現場に行って考える&lt;/li&gt;&lt;li&gt;ウソには必ず理由や背景がある。それを探るとインプットが効率的になる。&lt;/li&gt;&lt;li&gt;人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる&lt;/li&gt;&lt;li&gt;「なるほど」と思ったことは、24時間以内に「やる」メドをつける&lt;/li&gt;&lt;/ul&gt;</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/blog-post_15.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-1701153692093275992</guid><pubDate>Tue, 08 Jul 2008 16:11:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-09T01:14:59.470+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><title>35歳までに年収2000万円になる</title><description>人材ソリューション企業「レイス」でスカウト事業を手がけている著者が語る転職論。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現状に満足せずに、ステップアップ転職をすれば年収もあがるという内容。&lt;br /&gt;著者は転職を支援するのが仕事なので、100パーセント鵜呑みにはできない。ただ結構もっともだと思われることが書かれている。特に次の部分。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;「知名度の低い会社から、一部上場の有名企業に移籍した」&lt;br /&gt;「斜陽産業の古い会社から、勢いのあるIT業界に転職した」&lt;br /&gt;というと、なんとなくステップアップしたように聞こえますが、仕事の内容や役割が変わらないのであれば、ただキャリアをスライドさせただけ。転職の回数が無駄に増えただけで、意味のある転職だとは思えません。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;ステップアップという意味では、会社の規模ではなく自分の役割や裁量権がアップするような転職を意識する必要があるだろう。例えば30代になればマネジメント経験も求められてくるので、今の会社でマネジメント経験を積める環境がないのならば別の会社で経験を積んだ方が長い目でみるとプラスになる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書では、大手企業の社員ほど30代で成長しにくいと説明している。マニュアル化や細分化がその原因として挙げられている。&lt;br /&gt;大手企業で働いていて、仕事のスピードの遅さに嘆いている人、全体でなく一部にしか携われないと嘆いている人、上の世代が詰まっていてマネジメント経験を積めそうにない人は、ベンチャーに転職したほうがよいかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般的には中小企業よりも大企業の方が給料が高いが、中小企業で儲かっているところの上級幹部になれば、大企業の平社員でいるよりも給料が高いケースがあるようだ。本書では何件かその例を紹介している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まぁまずは自分のキャリアプランを描くことが1番。何をしたいのか、どうなりたいのか考えた上で、現状の仕事を続ければよいのか転職したほうがよいのかを考える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;採用する側も人を選ぶわけで、今の会社が嫌だから転職したいという後ろ向きな気持の人は取りたくないだろう。自分が転職すればどのような貢献ができるか十分に考えて説明する必要がある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今は昔と違い転職がありきたりの時代になったので、長い目で見てプラスになると思えば転職するのはありだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書は、今の仕事や会社に満足していない人にお薦めの1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/352000.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-8479978065259533040</guid><pubDate>Sun, 06 Jul 2008 03:24:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-06T12:24:40.465+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><title>統計でウソをつく法</title><description>サブタイトルは「数式を使わない統計学入門」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以前から統計は鵜呑みにできないと思っていたのだが、この本を読んでやっぱりそうかと思った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;統計に関するごまかしは何パターンかある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style="font-weight: bold;"&gt;1.データの取得方法&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;偏りなく多数のデータを取得しているか。&lt;br /&gt;例えば国民の所得に関する統計をとる場合、インターネット限定で調査をすればインターネットを利用していない層のデータが取得できず偏りが生じる。&lt;br /&gt;また、わずか数人分のデータしか取得していない場合は、対象が少なすぎてデータとしての正確性に欠ける。&lt;br /&gt;利害関係が絡む場合には、何度も統計を取った上で自分に都合のよいデータのみを採用するケースがある。&lt;br /&gt;また、質問の内容によっては、回答する人が勘違いして間違った情報を提供する可能性もある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style="font-weight: bold;"&gt;2.結果の見せ方&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;結果をグラフ化して見せる場合、グラフの描き方によって印象が大きく変わる。たとえばある事象に関して、1年の間に値が10000から10100に変動した場合を考える。グラフの縦軸を0から10010にするとほとんど増加していないように見える。しかし、グラフの縦軸を10000から10100にすると極端に増加しているように見える。&lt;br /&gt;また、たとえば人の平均身長が10年前に１６０cmだったのが現在は170cmであるとする。この場合に2人の人の絵を描いて、高さの比率を16:17にするグラフを見かけることがある。しかし人の絵は2次元で書かれており、実際には16×16:17×17に見え、実際の身長以上の差を見せる結果になる。もしも絵を3次元ぽく描いている場合には、３乗の差があるように錯覚を引き起こす。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style="font-weight: bold;"&gt;3.結果分析&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;サンプルは正しくても、結果の分析を間違えることがある。&lt;br /&gt;例えば喫煙の有無と学校の成績に関する統計を取る場合を考える。仮に喫煙する生徒ほど学校の成績が悪いといった結果が出てきた場合、これにより喫煙すると頭が悪くなると結論づけるのは間違いである。なぜなら相関関係があるといっても因果関係ははっきりしないからだ。喫煙したから頭が悪くなったのではなく、頭が悪いから喫煙をしたのではないかという仮説も考えられる。&lt;br /&gt;したがって、因果関係まで勝手に特定することは間違いである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書は特に難しい数式を使うことなく説明されているので、文系の人にもお薦めの１冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/blog-post_06.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-510269160375535338</guid><pubDate>Fri, 04 Jul 2008 14:55:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-07-04T23:55:32.184+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><title>エスキモーに氷を売る</title><description>サブタイトルは「魅力のない商品を、いかにセールスするか」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;著者はNBAのチームでマーケティングを行い、不人気チームの観客数を大幅に増加させたJon Spoelstra。スポーツマーケティングを中心に、どのようなマーケティング手法で売上を増加していくかについて書かれている。&lt;br /&gt;ちなみに、タイトルは「エスキモーに氷を売る」だが、本文中ではエスキモーの話はでてこない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;著者のすごいところは、価値のないと思われる商品に、いかに価値をつけていくかの考え方である。&lt;br /&gt;例えば弱小バスケットボールチームの場合、資金力に乏しく、試合に勝てず、そしてスター選手もいないといった状態で観客席はがらがらで満員になることはシーズンに1度もなかった。&lt;br /&gt;しかし著者は考えを巡らせ、スター選手の所属するチームに価値を見出した。そして人気のあるチームとの対戦試合を数チーム分パックにして売り出したところ、それらの試合は満席になったという。&lt;br /&gt;普通は自分のチームの選手をアピールして来場を呼び掛けそうなものだが、相手チームのスター選手に寄り掛かるという発想が面白い。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、試合前に著名人の講演会をスタジアムで行い、法人顧客を増やすという案も成功したそうだ。下手に値引きをするよりも、定価のままで付加価値を加えるという考え。このあたりは著者の考えの根底にありそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;人気のないものを多少値引きしてもやっぱり誰も買いたがらない。それよりもこの値段でここまでやるかというぐらい付加価値をつけるほうが人は買いたくなる。&lt;br /&gt;ハワイの野球リーグの例がでているが、誰も書いたがらないチケットに、サインボールとリトルリーグのバットをつけて定価で販売したという。当然のように売上はあがるのだが、はたして赤字ではないかと疑問がわいた。しかし、グッズ売り場で売っているサインボールは7ドルでも、原価は2ドル。定価15ドルのバットも原価は3.5ドルと実は一般の人が感じるよりも金額の上積みは少ない。&lt;br /&gt;一般人からみればこんなにいっぱいセットでこの値段でいいのか、これなら買いたいと思わせる一方で、実はそれほど費用の増加は多くない。そのため利益がだせるというからくりだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この本は、仕事でマーケティングをやっている人はもちろん、それ以外の職種の人にも読んでもらいたい1冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/07/blog-post.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-5481822343576489422</guid><pubDate>Tue, 24 Jun 2008 15:47:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-06-25T00:48:52.295+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>Googleを支える技術</title><description>BigtableやMapReduceといった名前だけ聞いたことのある技術について概要が理解できたのでよかった。と同時に、Googleに恐ろしさを感じた。特に後半のデータセンターの話を読むと、5年後の日本のインターネット業界が不安だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;前半は検索エンジンの仕組みからはじまり、分散システムの技術(GFS、Bigtable、Chubby、MapReduce、Sawzall)についての解説がなされている。このあたりはGoogleの論文からの解説が中心であるが、日本語でわかりやすく概要を説明しており、英語の論文を読むよりも効果的に理解できた。&lt;br /&gt;障害対策としてRaidを採用せずにソフトウェアでのアプローチをしているあたりはおもしろい。また、世間では電力効率化のためにxenなど仮想化技術による集約化の流れにあるのだが、Googleに関してはとにかくマシン数を増やすばかりで仮想化については考えていないように本書では感じられた。CPU負荷、ディスク容量がおいつかないから仮想化には向かないのだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;後半では運用コストやデータセンターの話がでてくる。&lt;br /&gt;本書によると、2007年時点でのGoogleのマシン数は50万台程度。それだけでもすごいのだが、2006年以降数百億円規模のデータセンターを複数建設しているという。例えばオレゴン州ダレスのデータセンターはサッカーグラウンドほどの建物が2つで、設置可能マシン数は推定64万台。とんでもない大きさのデータセンターであるが、このような規模の建設中データセンターが本書では5か所紹介されている。&lt;br /&gt;しかも、それぞれの設置場所は水力発電所や原子力発電所などの近くで、安価でかつ安定的に電力を調達できるという。&lt;br /&gt;日本で5年以上前に建造されたデータセンターは、スペースは余っていても電力がいっぱいというケースが多いのだが、そのあたりは見越した上での建設なのだろう。当然電気代は莫大になるので、太陽光発電の研究などもおこなっているようだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;前半の分散技術と後半のデータセンター建設によるマシン台数の大幅増強。これらを利用して当然検索精度の向上もされているのだが、私にはもっと脅威に感じることがある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書では触れていないのだが、GoogleはGoogle Apps や Google App Engine などによるホスティングサービスも提供している。&lt;br /&gt;通常自社でサーバを構築しサービスを行う場合、事前にどの程度のアクセスがあるか予想してサーバ台数やネットワーク構成を決める。しかしいざサービスを稼働すると予想以上にアクセスが多く負荷に耐えられなくなるといったことはよくある。そうなるとサーバや回線の増強という話になるのだが、稼働を始めてから変更を加えるのは手間がかかる。その点Googleでは負荷分散技術と膨大なマシン数により、負荷が増えても簡単に対応できる。&lt;br /&gt;また季節限定で一時期だけ多数の負荷がかかるようなケースでも、Googleのサーバを利用していれば簡単に調整できる。しかも、低額かつ迅速に。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;つまり、自社でサーバを構築したり日本のシステムインテグレータに構築を頼むよりも、Googleのサービスを利用したほうが便利なのだ。例えば、&lt;a href="http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20353298,00.htm"&gt;ライブドア&lt;/a&gt;や&lt;a href="http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20353632,00.htm"&gt;KDDI&lt;/a&gt;といったサーバやネットワークについての高度なスキルをもっている企業でも実際にGoogle Apps を選択している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このことは日本のIT企業、特にシステムインテグレータは十分考慮にいれておかなければならない。&lt;br /&gt;数年後には顧客をごっそりGoogleに奪われている可能性がある。&lt;br /&gt;分散システムによる耐負荷サーバとSaaSによる迅速なサービス提供。これらに負けないための仕組みが必要であろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、今後は小さなシステムは淘汰され、Sun MicrosystemsのCTO Greg Papadopoulosの言うように、世界には5つのシステムでことたりるような時代へと進む予感がする。要は自分でハードウェアを用意せずに、Googleのような大規模システム(クラウド)を利用してシステムを構築する時代になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;amazonはGoogle App Engineよりも先にクラウドシステムを提供した(amazon EC2)。そして、ビジネス向けではSunとIBMが着々とクラウド化を進めている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;クラウドシステムには多額の費用がかかるため、日本市場だけでなく世界市場を視野に入れた上で戦略的に策を練る必要がある。しかし、それを行える企業が日本にあるか。。。&lt;br /&gt;日本語が参入障壁になっている日本市場では、システム構築+事務作業を一括に請け負うアウトソーシングという形態でやっていけるかもしれない。しかし世界を相手に戦うのは今の日本企業には難しい気がする。。。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/06/google.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6943658688685613449</guid><pubDate>Mon, 23 Jun 2008 15:24:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-06-24T00:25:26.653+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>株式</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>投資</category><title>ETF投資入門</title><description>投資の話は疎いのだが、なにやらETFがよいらしいという話を聞いて読んでみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ETFが何かすら知らなかったのだが、証券取引所に上場されている投資信託であると理解した。&lt;br /&gt;上場されているのでネット証券でも簡単に売買でき、かつ手数料も通常の投資信託よりも安い。&lt;br /&gt;すなわち低コスト、高流動性。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;例えば、日経平均に連動するよう構成されたETFの場合、個別企業の分析は不要で日経平均が上がるか下がるかだけ考えて売買すればよい。&lt;br /&gt;そうはいっても日経平均の変動程度では大してもうからないから、3倍ぐらいに急騰するような企業の株を購入したいと(企業分析を全くしていないにもかかわらず)思ったのだが、統計によると、個別の企業に投資するよりも日経平均に追従するようなリスク分散型の投資の方が利益を出す確率が高いらしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;このように、アクティブ型の投資信託が日経平均株価やTOPIXのようなベンチマークを上回る確率はあまり高くありません。言い換えれば、市場の平均値(インデックス)以上のパフォーマンスを達成するのは相当困難なのです。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;配当もでるようだし、少しリスクを背負って勝負したい場合は上海株式連動型のETFもあるようなので、そういう選択をするのも良いかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なにより、1企業の場合は倒産の危険があるが、ETFの場合はそれがないのも安心である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;具体的な投資法として、ドルコスト平均法などの説明があり、心理面の解説も掲載されているので投資初心者にお薦めの1冊。&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;&lt;/blockquote&gt;</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/06/etf.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6421930964492416970</guid><pubDate>Sat, 14 Jun 2008 04:48:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-06-14T13:52:19.788+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>おもてなしの経営学</title><description>著者は人気ブログ &lt;a href="http://satoshi.blogs.com/"&gt;Life is beautiful&lt;/a&gt;  でおなじみの中島聡氏。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;3章から構成されており、1章はブログエントリを引用しつつ「おもてなし」というキーワードでアップルやYouTubeを分析する。2章は「月刊アスキー」のコラムからの引用。3章は西村博之氏、古川亨氏、梅田望夫氏との対談となっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まず、全体を読んで驚きはマイクロソフトでこれだけ活躍していた日本人がいたのかということ。アメリカでWindows95やIEの開発に主要メンバーとして関わり、日本人として唯一トップランク200人のエンジニアだったというのだからすごい。&lt;br /&gt;そして、40歳を過ぎて自分で会社を立ち上げてもまだ一線のエンジニアとしてプログラムを書いているというのもすごい。技術者のロールモデルになれる人だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;3章の対談に関しては、古川氏とは昔を懐かしみ同窓会のような雰囲気、梅田氏とは同年代かつ同じ海外在住者として分野は違えど共感する部分が多いといった内容になっている。ひろゆき氏との対談は若干噛み合っていないような感じがした。個人的には古川氏との対談で、昔のアスキーやマイクロソフトでの働きぶりなどが紹介されておりおもしろかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本という小さな枠ではなく、世界に通用する作品を作りたいという気持ちが大きくなった。&lt;br /&gt;また、単に技術的な能力だけでなく、ビジネスモデルも含め自分でプロデュースする人間になりたいと思った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すべてのビジネスマン、とくに現状の環境に違和感を抱いている技術者に特にお勧めの1冊。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以下は特に印象に残った箇所の抜粋である。&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;床屋の満足&lt;br /&gt;語源は、筆者の名前は忘れてしまったが、大昔に読んだエッセイである。そのエッセイの筆者は、「いかにも床屋に行ってきました」という髪形をして人に会うのが恥ずかしいので、いつも床屋さんに行くと、「床屋に行ったばかりとはわからないようにしてくださいね」と頼むのだそうだ。しかし、ほとんどの床屋がそのリクエストを無視して、「いかにも床屋に行ってきました」という髪形にしてしまうらしい。彼は、床屋さんにとっては、お客を「いかにも床屋にいってきました」というさっぱりした髪型で店から送り出すことが仕事の充実感・満足感を与えるとても大切な要素となっている、と結論付けていた。このエッセイを読んで以来、私は心の中で、これに相当する行動パターンを「床屋の満足」と読んできた。&lt;/blockquote&gt;&lt;blockquote&gt;英語の勉強だけはいくつになってはじめても遅くはない。学生であれ社会人であれ、まずは(多くの人が不得手な)英会話から初めて、英語の論文なりブログなりで、できるだけ多くの英語に触れる努力をすることを強くおすすめしたい。知識労働者にとって、日々自分の人材市場での価値を高めることに努力することは、すなわち「職場を選ぶ力を得る」ことに直結する。終身雇用制が崩壊しつつあり、誰にでもできる簡単な労働は知識労働ですら海外にアウトソースされようとしている昨今、自分の価値を高めて「職場を選ぶ力を得る」ことは、ますます大切になっている。その意味でも、世界規模で見た人材市場での価値に直結する英語力を持っておくのは、必ずプラスになると断言できる。&lt;/blockquote&gt;&lt;blockquote&gt;あるエンジニアの人に、仕事人にはふたつのタイプがいるという話を聞いたことがあるんだ。「上を見て」仕事をするタイプと、「天を見て」仕事をするタイプ。城氏の顔色や直近の自分の損得だけで動くのが「上を見て」仕事をする人。「天を見て」仕事をする人は、会社や上司のためではなくお客様のためにいい仕事をする、この技術が未来につながるとか社会的に必要だという美学を貫き、自分の信条を持って動く。&lt;/blockquote&gt;&lt;blockquote&gt;でも今はマイクロソフト、というかIT産業全体に言えることかもしれないけど、何か新しいことをしようとすると「本当にそれでいいのか」と、自分は生産的なことにかかわらないのに他人のブレーキを踏むような人たちが多い。もっと多くの人に使ってもらうだとか、会社をさらに大きくするとか、代案としてこちらのほうが絶対に優れていると証明できるようなものをもちあわせているならいいけど、単にお前が目立つのが嫌いだとか、お前に決められるのが面白くないという理由だけで足をすくう人たちばかり。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/06/blog-post.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6119177378677009505</guid><pubDate>Sun, 08 Jun 2008 04:12:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-06-08T13:32:52.476+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>ベースボール</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>斎藤隆</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>田口壮</category><title>最強のメジャーリーガーベスト105人</title><description>メジャー３０球団の簡単な歴史紹介と球場分析、そして各球団の看板選手のフォーム分解写真と解説がついている。&lt;br /&gt;フォームの分解写真と解説がかなりよい。月刊誌でフォームの分解写真が掲載されることはあるが、たいてい数人程度だ。１０５人分というのは本当にすごい。そして解説がかなり的確だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;選手の分解写真を見てからメジャーリーグの中継を見ると、新たな楽しみがあるだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;分解写真を見て気付いた日本の野球選手との違い。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;投手については前足を胸付近まで高くあげる選手が多い。足を高くあげることによって軸足に体重をのせきっているのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;バッターについては、打点を体の近くにおいている選手が多い。そして、グリップはあらかじめトップの位置において構え、ステップは小さめ。&lt;br /&gt;手元で変化する球に対応するため、あらかじめ打つ準備を整えてできるだけひきつけた上で最短距離で打つということだろう。体が大きくパワーがなければこのようなスイングは難しいので一概に真似はできないが、参考になる部分はあるだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;野球をやっている人にお薦めの一冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/06/105.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-7834457927393774635</guid><pubDate>Thu, 05 Jun 2008 15:41:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-06-06T00:50:28.869+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><title>あなたもいままでの10倍速く本が読める</title><description>本が速く読めるというフォトリーディングに関する本。&lt;br /&gt;私は本を読むスピードが遅いので、速読がしたいと思って読んでみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;他の速読法とは違い、右脳を利用して写真を撮るようにページをイメージとして脳に保存する方法と理解した。なんとなくよさそうな気はするが、この本だけではその方法をマスターするのは難しいだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;目の焦点を本よりも遠くに合わせることにより、ぼぉっとした感じで本を見るらしい。しかし目の動かし方やどの程度見てからページをめくるのかといったあたりについてはよく理解できなかった。ぼぉっとした見方についても文字が読めるまでには至っていない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;マスターするには講習会に参加しないとだめなのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;フォトリーディングがどんなものであるか概要を知りたい人にお薦めの書籍。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/06/10.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-960956167859149332</guid><pubDate>Sat, 31 May 2008 10:54:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-31T19:59:08.195+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><title>3年で辞めた若者はどこへ行ったのか</title><description>著者は「&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2007/10/3.html"&gt;若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来&lt;/a&gt;」の城繁幸氏。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;前作と基本的主張は同じで、本作では3年で辞めた若者が現在どういう生活をしているのかインタビューを中心に構成されている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;印象に残ったのは大企業を辞めてNFL(アメフト)に挑戦した男性のコメント。&lt;br /&gt;企業に所属し実業団チームでアメフトをやっていたが、NFLヨーロッパのトライアウトに合格し挑戦。&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;「まあ言うても二軍やから、意外といけるんちゃうか、と思ってましたね」&lt;/blockquote&gt;&lt;br /&gt;とおもっていたものの&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;「まったく通用せえへん。正直、死ぬんちゃうか、と思うたことは何回もありました」&lt;/blockquote&gt;&lt;br /&gt;と言い、その理由として&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;「要するにハングリーさ。一プレーにかける覚悟が、日本人とはまるっきり違う」&lt;/blockquote&gt;だそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このあたりの考え方は、終身雇用の日本企業にいる社員と、実力主義の外資系企業で働いている社員の気持ちの違いとも通じるところがあるのではないかと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;仮に終身雇用の環境で働いていても、気持ちを緩めずハングリーさを持ち続けて自分を磨き続けなければならないと改めて感じた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本作にはその他にも興味をひく生き方をしているアウトサイダーのインタビューが掲載されている。&lt;br /&gt;そして、著者の特徴として、単に問題提起するだけでなくきっちり解決方法を提示することがあり、本作でも最後の部分に述べられている。オランダのワッセナー合意などは非常に参考になる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;結局のところ、利益を誰にどのような配分で渡すのかという話になるのだろうが、現状では60歳ぐらいの層が実権を握っており、10年単位のスパンでは考えず目先の既得権確保にはしるため、壮年よりは若者が損をし、正社員よりは非正規社員が損をしているというのが現実なのだろう。&lt;br /&gt;高齢化が進行し、このままでは立ち行かなくなるのは見えている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どのような変化がおきようと対応していけるよう、自分の能力を磨いておく必要があると考えさせられた1冊であった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書は現在の生活に疑問を感じている若者にぜひとも読んでもらいたい本である。できれば先に「&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2007/10/3.html"&gt;若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来&lt;/a&gt;」を読んでおいたほうがよいだろう。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/3.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6730655456850151154</guid><pubDate>Thu, 22 May 2008 15:09:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-23T00:10:12.367+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>ライアーズ・ポーカー</title><description>マイケルルイスの第一作目である「ライアーズ・ポーカー」。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post.html"&gt;ニュー・ニュー・シング&lt;/a&gt;、マネーボールがおもしろかったのでこの本を読むことにした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;舞台は1980年代のウォール街とロンドン、マイケルルイスはソロモンブラザーズの社員として債権セールマンをしていた。&lt;br /&gt;マネーボール、&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post.html"&gt;ニュー・ニュー・シング&lt;/a&gt;は取材力がすごかったのだが、この作品に関しては社員としてまさに金融業界の内側で働いていた目線で書かれている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ウォール街の金融事情にはまったく疎いのだが、当時どれだけ活況であったかは手に取るようにわかった。そして法律改正や景気によりジェットコースターのように上がったり下がったりする様も伝わってきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ウォール街のビジネスマンといえば相当なエリートという印象があるのだが、大学を卒業して数年の若者が当然のように数百億を扱うのには驚かされる。１０年以上経験を積んでいないとそんなことできないだろうと思っていた。&lt;br /&gt;そして、もっと緻密な計算をして戦略を練っているのかと思ったのだが、根拠がなくても直感で億単位の金を扱っているのにも驚いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まぁやっぱりこういう業界は年俸高いんだなぁ。実力が数字として現れるしやってみたい気もするが、きっとものすごいプレッシャーがかかるのだろう。そして、数年もやれば巨額の金を右から左に流すことがむなしくなりそうな気がする。そして客をだましてでも自分の、そして会社の利益を確保することにも嫌気がさしそうだ。まさにライアーズ(うそつき)。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ものをつくって一発あてるほうが充実感があるのではないか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ソロモンブラザーズの重役を中心にウォール街のビッグネームが数多く登場するが、私はその筋にはまったく詳しくなく全く知っている人がいなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;情報通の人であれば、知っている名前がでてきてより一層楽しめるのであろう。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_23.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-8359122180621931014</guid><pubDate>Wed, 21 May 2008 15:53:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-22T01:08:43.638+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><title>Software Design 2008年5月号</title><description>特集は「SD流 仮想化技術フルコース[セキュリティ編]」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Xenについて情報が約50ページにわたって特集されていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;セキュリティということで、&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/05/xen.html"&gt;Xen徹底入門&lt;/a&gt;とは違う切り口かと期待して読んだのだが、それほど大きな違いはなかった。まぁ確かにXenについての攻撃ポイントを詳しく書いてあったので、セキュリティという観点ではXen徹底入門より充実している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;意外とよかったのが、４章「仮想マシンのための運用管理ノウハウ」。&lt;br /&gt;Xenのメリットとデメリットを説明した上で、実際の事例を交えながら設置計画を説明している。&lt;br /&gt;負荷などを考慮して設計するのに参考になるだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうもまだXenを信頼しきれないので、VMWareとの比較になりそうだ。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/software-design-20085.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-4238687298967016735</guid><pubDate>Wed, 21 May 2008 14:29:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-22T00:07:02.426+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><title>Xen徹底入門</title><description>OS仮想化環境のXenを勉強したかったので読んだ。&lt;br /&gt;まったくXenを触ったことがない状態でこの本を購入し、本を読みながらインストールやマイグレーションをやってみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;全体を通しての感想としては、関連する一通りの情報がまとまっているので良い作品であろう。&lt;br /&gt;ただし、頭から読んでいくと２章「Xenの導入と仮想化環境の作り方」でXenを実際にインストールすることになるのだが、インストールウィザードの選択肢の説明が少なすぎて不親切だ。&lt;br /&gt;そして、インストール後にDomain-Uを起動するときのコマンドが間違っている(P41)....&lt;br /&gt;本当はxmコマンドで起動なのに、xenというコマンドで起動と書かれていたのでコマンドxenが自分の環境になくて悩みまくった。結局ウェブで検索して実際はxmコマンドであることを知った。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://www.seshop.com/book/errata/Default.asp?mode=detail&amp;amp;pid=8444&amp;amp;printno=1&amp;amp;pageno=all"&gt;正誤表&lt;/a&gt;には訂正が入っているとはいえ、初心者にはやさしくない間違い方だ.....&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Xenについて知りたかったのは、安定性と速度と運用について。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Xenのバージョンが異なったりCPUが異なったりすると、マイグレーションに支障が生じるということで、安定性についてはいまいちという印象を受けた。実際違うCPUのマシンにマイグレーションしてみたら動きがおかしくなった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;速度に関しては、作成方法により  イメージ &lt; パーティション &lt; ディスク占有 ということになるようだ。&lt;br /&gt;できればHDD1つまるごとDomain-U用に使用するのがよさそうではあるが、小型PCで考えた場合にはなかなか厳しい。&lt;br /&gt;運用面でいえば、バックアップが楽という意味でイメージでの作成が一番便利なのだが...&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これからマシンを購入するのであれば、Intel-VT対応のCPUにして、準仮想以外に完全仮想環境の作成も可能にしておいたほうがよいだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうもまだXenで運用できるという確信がもてなかったので、VMwareと比較ということになりそうだ。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/xen.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-8768709402694075132</guid><pubDate>Sun, 11 May 2008 14:54:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-12T00:54:55.525+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>ベースボール</category><title>夢のとなりで  新庄剛史と過ごしたアメリカ滞在記</title><description>新庄選手がメジャーに挑戦したときの通訳者、小島克典氏による2年間の記録。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;新庄氏の著作、&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_04.html"&gt;ドリーミングベイビー&lt;/a&gt;が思った以上に良かったので、この本も読むことにした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いろいろな試合の話が出てきて野球観戦をしているような気持ちになったので、お酒を飲みながら気楽に楽しんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;小島氏は新庄選手の通訳としてメジャー挑戦の2年目(サンフランシスコジャイアンツ)、3年目(ニューヨークメッツ)をともにしており、その2年間のことをエッセー風に語っている。&lt;br /&gt;ジャイアンツでのワールドシリーズ体験と、メッツでのマイナー降格のときの話が印象深い。特にマイナー降格後メジャー40人枠から外されるときの話は、監督とどのようなやり取りをしたかまで書かれており、非常にリアリティがあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、いかにもメジャーリーグといった内容で、かつ自分勝手と思われがちな新庄選手が実はチームのことを優先していることがわかるエピソードがこれだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;プレーオフ進出を決めた翌日の最終戦、400打席にあと6打席足りなかった新庄剛志は6番センターでスタメンだった。試合前のベンチでは、ダスティ・ベイカー監督がめずらしく彼に詰め寄った。&lt;br /&gt;「なぜ黙っていた！あと6打席だろ！そしたら今日だって1番に入れたのに！」&lt;br /&gt;400打席のインセンティブ(報奨金)契約を結んでいた新庄剛志は、数十万ドルのボーナス獲得にあと6打席必要だった。しかし、彼はいつもの笑顔でこう切り返した。&lt;br /&gt;「チームが最後まで(ワイルドカード枠を)争っていたから、僕の個人的なことでわずらわせたくなかったんです」&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;メジャーリーガーの日記としては田口選手の&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2007_01_01_archive.html"&gt;何苦礎日記&lt;/a&gt;、&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2007/05/blog-post.html"&gt;タグバナ&lt;/a&gt;も書籍としてあるのだが、本書は通訳の観点から書かれているので視点が異なる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、小島氏の通訳(球団職員)としての給与明細が写っていたのだが、2260ドルだった。月に2回もらえるとのことなのでこの額を単純に24倍すると５４２４０ドル。当時のレートでだいたい600万円ぐらいだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メジャーリーグ好きの人にお薦めしたい1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_8593.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-179700199626787130</guid><pubDate>Sun, 11 May 2008 03:17:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-11T13:35:12.389+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>パーソナルスキル</category><title>ツキを呼び込む成功法則</title><description>サブタイトルは&lt;span class="sans"&gt;&lt;span id="btAsinTitle"&gt;ツイてる人生=よい気分+よい口ぐせ+よい体ぐせ&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;span class="sans"&gt;&lt;span id="btAsinTitle"&gt;。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;栄養生化学、健康心理学の専門家である著者がツキを科学的に分析し、どのような生活習慣をすればツキを呼び込むことができるかまとめた本。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最初の50ページほどはあまり期待した内容ではなかったのだが、そのあとの内容に関しては非常に参考になった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まとめれば、肯定的な思考や発言を行い、適度な運動をし、かつ栄養を十分にとる(サプリメント)ことにより、人生が好転するということであろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一番参考になったのは、サプリメントの取得に関する部分。&lt;br /&gt;今までサプリメントは一切摂らなかったのだが、その理由として、サプリメントで取得すると食事から栄養を吸収する力が落ちるのではないかと危惧していたため。&lt;br /&gt;しかし、本書によるとそうではないらしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;このような研究により、ビタミンCやビタミンE、ベータカロチンなどは食物に含まれる量をはるかに超える量を摂取することにより、老化防止と成人病の予防に創造以上の効果がもたらされ、摂取しないことは不要な老化を招いて詩を早めることになると理解されるようになっています。&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;これからはサプリメントを摂ろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;思考の仕方について、次の部分が非常に参考になった。&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;人間の脳は、死ぬ直前まで成長をやめません。大切なのは、そういう認識があるかどうかです。体にはビタミンがよく効き、脳には前向きな考え方がよく効きます。脳というコンピュータに前向きな栄養剤を与えることで、脳はますます豊かに成長していくのです。&lt;/blockquote&gt;例えば、「もう歳だから。。。」という発言をする場合、裏には年とともに体は衰えていくという思考があるため脳や体はその思考に従って衰えていこうとする。逆に同じ年齢であっても、「まだまだ○○歳だから、これから伸びていける」という発言をすることにより、脳や体はまだ成長しようとする。&lt;br /&gt;自分を否定せず、いかにプラス思考になれるかが大切だということであろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、他人に対して批判的な発言をした場合でも、脳は誰に対する批判かの判断はできず常に自分に対する発言として受け取ってしまうらしい。結果的に自分を批判する発言と受け取ってしまいマイナスに働くため、他人を批判することもやめた方がよいそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、自分に困難が訪れた場合には、次の考え方をするとよいそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;法則1  自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになることである&lt;br /&gt;法則2  自分に起きることは、いかなることでも自分で解決できることである&lt;br /&gt;            (自分に解決できないことは、自分には起きない)&lt;br /&gt;法則3  自分に起きた問題の解決策は、途方もない方角からやってくる&lt;br /&gt;            (だから、今お手上げ状態でも決してめげてはならない)&lt;br /&gt;&lt;/blockquote&gt;&lt;br /&gt;幸せになるための絶対条件として、次の文章が印象に残った。&lt;br /&gt;&lt;blockquote&gt;幸せになりたかった善意を貯えなさい。そうすれば、あなたの家は幸福の貯蔵庫になります。&lt;/blockquote&gt;時間や労力を使って何度も善意を与えた人にまったく感謝されず、こちらが困ったときになんの手助けもしてもらえないケースがあるとする。その場合、あれだけ尽くしてあげたのにどうしてこちらが困っているときに助けてくれないのだという気持ちになりがちだが、それは善意の裏に見返りを求めていることになる。&lt;br /&gt;はじめから見返りを求めず、善意を与えるのは自分のためと考えて、善意のたびに自分の幸福貯蔵庫が満たされていくと考えれば見返りを求める気持ちはなくなる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書は非常に参考になる本だった。すべての人にお薦めの1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_11.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-5175509340126688000</guid><pubDate>Mon, 05 May 2008 15:07:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-06T01:42:50.012+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>ベースボール</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>長谷川滋利</category><title>野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス</title><description>サブタイトルは「世界最強軍団ボストン・レッドソックスも使っている新選手評価指標」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;表紙にレッドソックスの写真が写っていたので、てっきりメジャーリーガのデータ解説かと思っていた。しかし、実際は日本のプロ野球選手のデータ分析だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;セイバーメトリクスには興味があり、マネーボール、&lt;a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/02bfe760.1f0d69c5.039bfc21.9eb9b2dc/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1708672%2f&amp;amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11296128%2f"&gt;メジャーリーグの数理科学&lt;/a&gt;といった本は読んでいる。そしてMLBの公式ホームページでOPSやフライゴロ比率といったデータは意識して見ている。&lt;br /&gt;だが、いままで聞いたことのないデータ分析が本書にはたくさん書かれていた(単に忘れているだけかもしれないが)。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;たとえば、RC27。一人の選手だけで打線を構成した場合に1試合あたり何点取れるかという数値。07年の最高値はセリーグが青木選手の8.71点、パリーグがローズの8.64点だそうだ。&lt;br /&gt;攻撃の目的は点を取ることなので、RC27は打率や出塁率よりも勝利に直結するデータであろう。また、得点や打点は自分の前後を打つ選手の能力に依存するため、選手本人の実力をそのまま反映できるとは限らない。その点RC27は1人で打線を形成するので個人の実力がより反映される。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;セイバーメトリクスでは、打率・ホームラン、勝利数・防御率といった現在一般的に重要とされているデータでは表現できない選手の能力が現れる場合がある。そのため、まだ目立っていないが一気にブレークしそうな選手を発掘できたり、実績のある選手の衰えの兆候がいち早く現れたりすることがある。&lt;br /&gt;そのあたりの分析をすることがセイバーメトリクスの醍醐味であろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本書では、ロッテのYFK(薮田投手、藤田投手、小林投手)の移籍に関する分析や、今年ブレークしそうな選手の紹介があり非常におもしろい。&lt;br /&gt;日本のプロ野球選手に対してこれだけセイバーメトリクスのデータ分析がされているデータを見たことがない。メジャーの現場でデータを重宝していた長谷川氏のインタビューもあり、野球を違う角度から分析したいデータマニアには超お薦めの1冊である。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/180.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-9211285394981095314</guid><pubDate>Sun, 04 May 2008 07:18:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-04T17:34:54.141+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>ベースボール</category><title>ドリーミングベイビー</title><description>新庄剛志の初エッセイ。発行は2001年4月30日で、文章の内容から2000年オフにFA宣言してからメッツ移籍決定、そしてメジャーでの開幕直後あたりまでの間に執筆(口述?)したものと思われる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;小学生向け文庫かと思われるほど文字が大きく行間の隙間があいている。まぁあえて新庄っぽさを連想させる戦略かと思うが。。&lt;br /&gt;特に新庄に興味があるわけではなかったのだが、さらっと読めそうだったので読んでみることにした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;感想としては、新庄剛志の好感度アップ。宇宙人と呼ばれるほど行動が理解できないことで有名であったが、彼の考え方、育ってきた環境などバックグランドを知ることにより、あそこでなぜそういう行動をとったのか理解できた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼は、人をあっといわせたい、人の期待を裏切りたくないという気持ちが強く、かつ伝統や慣習には興味がなく思うままに突き進みたいタイプなのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;結果論になるが、彼のメジャー行きは正解だっと思う。ニューヨークメッツではスタメン4番に座ったこともあり、サンフランシスコジャイアンツではワールドシリーズ出場。そして、日本復帰後は日本ハムの優勝に貢献した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;同時期にメジャー移籍したイチロー選手とは記録の面で大きく及ばないが、十分記憶に残る選手だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この本は、新庄氏の行動のバックグラウンドを知りたい人にお薦めの1冊。&lt;br /&gt;特に次のような行動についての理由を知りたい人にお薦めする。&lt;br /&gt;&lt;ul&gt;&lt;li&gt;5年総額12億円の阪神のオファーを断って1年契約20万ドル(約2000万円)のメッツを選択&lt;/li&gt;&lt;li&gt;「センスがないから野球を辞める」発言&lt;/li&gt;&lt;li&gt;「あまりいっぺんに言われると、オレ頭が悪いので覚えきれません」発言&lt;/li&gt;&lt;li&gt;ピッチャー兼任&lt;/li&gt;&lt;li&gt;フライをキャッチするときに軽くジャンプする&lt;/li&gt;&lt;/ul&gt;</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_04.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-6354698413861874647</guid><pubDate>Sat, 03 May 2008 04:27:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-03T13:47:38.117+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>社会</category><title>セキュリティはなぜやぶられたのか</title><description>著者は暗号学者でコンピュータセキュリティのスペシャリストでもあるブルース・シュナイアー。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;コンピュータセキュリティの話(いわゆるクラッキング)が中心かと思っていたのだが、9・11テロ後の航空会社のチェック体制や銀行の金庫のセキュリティ対策など幅広いセキュリティについて書かれていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;利便性とセキュリティはトレードオフであり、何をどこまで対策する必要があるかは次の5つのステップで評価できるという部分が印象的であった。&lt;br /&gt;&lt;ol&gt;&lt;li&gt;守るべき財産はなにか&lt;/li&gt;&lt;li&gt;その資産はどのようなリスクにさらされているのか&lt;/li&gt;&lt;li&gt;セキュリティ対策によって、リスクはどれだけ低下するのか&lt;/li&gt;&lt;li&gt;セキュリティ対策によって、どのようなリスクがもたらされるか&lt;/li&gt;&lt;li&gt;対策にはどれほどのコストとどのようなトレードオフが付随するか&lt;/li&gt;&lt;/ol&gt;いろいろな実例を取り上げており興味深い内容もあるのだが、章ごとの違いがいまいちわからず同じような内容が繰り返し書かれているという印象があった。400ページ以上あるのだが途中から疲れてきて結局最後までは読まなかった。とはいえセキュリティに関する実例や考察が豊富なので、今まであまりセキュリティに対して意識をしていなかった人には参考になる内容であろう。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post_03.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item><item><guid isPermaLink='false'>tag:blogger.com,1999:blog-35557153.post-640130557017307678</guid><pubDate>Wed, 30 Apr 2008 15:31:00 +0000</pubDate><atom:updated>2008-05-01T01:03:16.877+09:00</atom:updated><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>マーケティング</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>IT</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>起業</category><category domain='http://www.blogger.com/atom/ns#'>経営</category><title>ニュー・ニュー・シング</title><description>シリコンバレーの企業家ジムクラークを密着取材したドキュメンタリー。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://book.cardinals-fan.com/2006/10/blog-post_09.html"&gt;Web進化論&lt;/a&gt;などで有名な梅田望夫氏が&lt;a href="http://www.mochioumeda.com/archive/biztech/001218.html"&gt;推薦&lt;/a&gt;していたので読んだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すばらしい内容だった。そこらの小説よりもよっぽどドキドキしながら読めた。&lt;br /&gt;著者のマイケルルイスは「マネーボール」の著者としてしっていたのだが、マネーボール同様主人公の懐に入り込むのがうまいというか、心を開かせるのがうまいというか、すばらしい取材だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、ジムクラークはとんでもなくかっこよい。高校を中退し海軍で働きながら博士号取得、大学教員として働きその後起業。そして、シリコングラフィックス、ネットスケープ、ヘルシオンと3社を設立しIPOを成功に導き巨額の富を得る。&lt;br /&gt;投資家ばかりが儲かり実際に開発を行う技術者が報われないことに腹をたて、技術者が報われるよう仕組みを変える。そして何より過去の実績は振り返らず、常に先の先(ニューニューシング)を見据えて行動する。しかもどれだけ金持ちになっても自分でプログラムを書く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先の先を見据えてプランを練る人間になりたい、そしてシリコンバレーで一攫千金を求めて勝負したい。&lt;br /&gt;そう思わせてくれる1冊だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まあ若干苦言を言わせてもらうと、「技師」という言葉がよく出てくるのだが、コンピュータ技術者をあまり技師とは呼ばないので、「エンジニア」と訳したほうがよいのではないか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;シリコンバレーに憧れている人、一攫千金をねらっている人はもちろん、ドキドキするようなストーリーを読んでみたいと思う人にもお薦めの1冊。</description><link>http://book.cardinals-fan.com/2008/05/blog-post.html</link><author>noreply@blogger.com (alpha)</author></item></channel></rss>